ヤマダの鬱病体験 抑うつ状態 抗うつ剤副作用 不眠症 希死念慮と自殺願望

私のうつ病の苦しさについて書いていきたいと思います。

不眠症・睡眠障害
眠れなくなりました。不眠症です。寝ようとしてもイライラして、夜中目が覚めると不安でたまりません。睡眠薬を飲んで眠るようにしていましたが、抑うつ状態とはひどいもので、睡眠薬を飲んでもし眠れなかったらどうなるんだ、やばいことだ、とマイナスにとらえてしまいます。睡眠薬にしても、あらゆる薬は、飲めば大丈夫という自己暗示がかかることで効果を発揮するものですが、これでは自己暗示が効かない。私は自己暗示の力をプラス方向もマイナス方向も痛感しています。けだし、抗うつ剤が効かなくなって量が増え、薬が強くなっていくのは、薬を飲むことへの自己暗示(信頼感)がかからなくなっているからではないかと思います。

脱線しましたが、睡眠薬を飲んでも眠れないという恐れ→睡眠薬の大量服用につながり、ますます寝起きは最悪になりました。自律神経失調症だったため、動悸も激しく、寝ること自体心臓がバクバクするという反射回路ができてしまいました。そうなると床につくことも恐怖です。寝ないと明日の会社でコンディション最悪で過ごさなければならないと思うとますます目が冴える。

こういうことを繰り返すと、ますます抑うつ状態がひどくなります。 うつ病は睡眠障害とセットです。初期段階で考えてしまい、それにとらわれると悪化してしまいます。そうなるまえに、体を虐めて、疲れて眠れることをしたほうがいいですよ。ある程度進行すると、考えないこと自体あり得なくなりますから。

朝の目覚めの最悪さ

とにかく起きられない。しかし出勤の時間が迫っている。もう体がついていかないのです。普通の人は朝起きる時に、全身全霊神経をすり減らして起きることはまずしません。眠い目をこするだけです。頭もボーとしているかもしれないが、私の場合は午前中ずっと霞がかかったようにぼーっとしています。それですれ、私なりに全力を振り絞っているのですが。

床から出る時、はって出るような感じです。土曜、日曜はまだましです。しかし、昼過ぎまで寝ていました。
日曜の夕方になると 月曜日の朝を考え憂鬱になる。いわゆるサザエさん症候群というやつですね。自殺者は月曜日に多いみたいですが、私が自殺未遂したのも偶然か日曜の夜と月曜日でした。

不眠症とうつ病についてのコラムと私の克服方法についてはこちら

抗うつ剤の副作用

NHKでやっていましたが、抗うつ剤を飲み過ぎることで、本来のうつ病の症状を覆い隠し、薬の副作用だけで「うつ病」にさせられているというドキュメンタリーでした。かねてからNHKのうつ病特集に憤りと歯がゆさを持っていました。病院に行って医者に相談すればうつ病は軽減するという安易な放送です。私の経験からも、抗うつ剤の副作用で私の本来のうつ病の症状が悪化してしまったという思いがあったので、このNHKの放送は画期的だと思いました。

抗うつ剤を徐々に減らしていくことで、逆に頭がすっきりしていったくらいです。もちろん、認知療法や私が良くなった心理療法プログラムを受けていたことの力も大きかったですが、抗うつ剤を一回外すことで、もう一度うつ病治療に立ち向かう選択肢はあっていいと思います。
抗うつ剤は劇薬だと思っています。精神科医以外の医者は、精神科の薬漬け治療をよく冷笑的に話していますが、実はうつ病がなかなか治らないというのも、抗うつ剤の効用より副作用が勝っているからかもしれません。疑ってみるといいと思います。抗うつ剤は対処療法なので、それ単体ではうつ病は治ることはありません。心因性を取り除いていって私は良くなることができました。

抗うつ剤への過度の信頼と依存は身を滅ぼす可能性も高いことは知っておいていいと思います。
うつ病で能力が発揮できなくなっているのかもしれませんが、抗うつ剤で頭がぼけてしまって、能力が昔のように発揮できなくなっているケースも多いです。

とにかく頭がぼーっとして眠たくてだるくて、喉もとにかく渇きました。
一番怖い副作用は、自殺衝動でした。とある抗うつ剤を飲んだ時に希死念慮が、一気に自殺衝動へと代わった経験をし、実際に自殺未遂をしてしまいました。

幸い、量が少なかったため大事には至りませんでした。後遺症になることはなかったです。しかし、もっと量を多く服用していたら、さらに自殺へと加速させていたのは想像に難くないです。

自殺・自殺願望・希死念慮 そして自殺未遂 そこから転じて……

うつ病患者の自殺件数は、他の自殺原因よりはるかに多いそうです。それはそうでしょう。様々なストレス要因で脳内ホルモン分泌バランスに異常を来し、うつ病になるのだから。うつ病は様々な悩みの原因の終着駅みたいなものです。

私も希死念慮をもってしまい、さらに自殺未遂までしてしまった人間です。思い切りが弱かったため、未遂で終わりましたが。

怖いことは、抗うつ剤の副作用で自殺してしまったのか、うつ病そのものの苦しみで自殺に至ったのか、統計にとれなことです。因果関係がなかなか掴みにくい。昔に比べると抗うつ剤の安易な処方に批判が集まってきていますが、とにかくうつ病は自殺と非常に密接です。家族や周囲の人にとって、うつ病の人への恐れは、自殺してしまうかもしれないということから起きています。

しかし思うに、私は自殺未遂したことで、もう失うものはないんだというプラスに転じさせることができました。もう落ちるところまで落ちたのだから、あとははい上がるだけという気持ちに、岩波先生の心理療法で思えるようになりました。はじめて、私の中に何かパワーがみなぎった感じがしました。その時のことは良く覚えています。自分への安心感と信頼感が芽生えた瞬間でもありました。うつ病はそういう「気持ち」「パワー」と無縁になるものですが、確かに前向きな気持ちになった自分を発見できました。

自殺は良くありませんが、一度は捨てようと思った命なのだから、生きてやろうという気持ちになれたことは不幸中の幸いというべきものでしょうか。
そういう気持ちの切り換え、割り切りができるかできないかが、うつ病改善の分かれ道になることは間違いないでしょう。

私は今一度の人生だからとことんまで生きようという決意をもてています。

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